「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2013年3月31日日曜日

夏から冬にかけての活動の様子

長い夏が終わり、季節が変わるとともに遊びも変わり、子どもたちにも変化が見られました。

夏に水遊びでたくさん発散し、ひとまわりもふたまわりも成長しました。
秋は色々と変化の時期だ、とミエコさんが仰っているように、大好きだった水遊びができなくて
もてあましてしまう子もいましたが、黙々と泥遊びをする子、ただただ元気に走り回る子など、
以前より集中力やダイナミックさが増したように感じます。

また、ケンカが増えたり、お調子者仕切りたがりになったり、お世話焼きになったり、
急な変化に大人はびっくりの連続でした。
その変化を通して、友だちとの関係がより深まったように感じます。

それでもやっぱり、水を見つけると寒さなど関係なく吸い込まれるように遊び始める姿は、
安易に止められないパワーを感じます。
水の力はすごい!!

秋から冬にかけて、新メンバーが増えたり見学の方も多く、
子どもたちは戸惑いながらも刺激を受けて、新しい関係を築きつつあります。
誰かが泣いていると心配そうに「どうしたの?」「遊ぼうよ」と声をかけたり、
転んだ友だちを起こしてあげようと手を引っ張ってくれたり
(さらに泣いてしまい、余計なお世話なこともありますが^^)、
リュックサックからお弁当を出せずに手間取っていると、何も言わずに手伝ってあげたり。
移動の時にリュックを持ってあげたり。
大人が何も言わなくても、自分たちで感じて考えて、行動できるようになってきたんだなーと思いました。

預けを開始したシュンちゃんナオくんも、
行きつ戻りつですがお母さんがいなくても遊べるようになってきました。
お母さんがいなくても遊べたり、お弁当を食べることができたことで、
誇らしげな顔になり、自分に自信を感じられたのかもしれませんね。

(カオリ)