「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~4日、1歳半から20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士4人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

(年中長児も一部卒会せずに、週4回小さい子たちと合同活動・別活動おりまぜて、一緒に育ち合っています)

2016年5月12日木曜日

ごめんね

ある風の強い日
大きい子たちは自分たちで
どんどん遊びを広げていきます

真っ先に泥に向かって一直線なのは 
ホタ、ソウゴ、ユウカ、ソウ
松葉のパスタ
バケツにお花や葉っぱを入れたお味噌汁
段になってるケーキなど
沢山作ってました


設定も細かくて
「ケーキにこのコーヒーかけてください」と
子どもたちで会話してました^^


その内水道の上の部分で遊び始めたカレ
葉っぱや松ぼっくりを
ペットボトルに入れたお水で流して遊んでました


この遊びに加わったのが
ユウカ、オーチャン、ナオト

長い間遊んでました^^






そんな中大きな泣き声が………

どうやら大好きなスコップを取られて泣いてる
泣き続けてるカレの近くで
ずっと遊ぶナオト…

その内他の遊びに興味を持ち始め
スコップがいらなくなったナオト

スコップ持ってる手を見つめ
それを泣いてるカレをに返してました

てっきりナオトはスコップを
その場でポイすると思ったんだよね

でも奪ってしまって泣いてるカレを思って
ちゃんと返せるなんて!!



何故かナオトは泣いてるカレを
敵対視していてずーっと
「ダメー!」って言ってた相手



どうしてだろう?と悩んでいたけど
ナオトなりに色々考えて
相手の事を思いやる気持ちも育ってるんだなぁ


しかもね


ごめんねって言ったらしいよ!
(当番母が言ってた)


大人が「ごめんなさいは?」なーんて
もちろん言ってない


ちゃんと自分で考えた 

「ごめんね」






そんなナオトに対して
この日の当番母が「感動だったわぁ」と
言ってくれてね


私は我が子の成長を
(ナオトは息子です)
ちゃんと見てくれてる仲間に感動するわ!



ありがとう




泣いてたカレも諦めずずっと
自分の気持ちを出し続けることが出来たね





お弁当後におしっこをした後
プリプリ怒ってるカレ…

トイレの時も当番だった母に
「こっちくんな!」と威嚇し…笑

パンツとズボンを投げ捨て
「こんなのはかねぇ」と拒否




仲間に「誰かはかせてくれる?」と
募集しても中々いいよーと言ってくれない中
ナオトが快諾^^


やっと履いてくれました



大人がお願いしてもダメでも
友達なら大丈夫なのよね



ナオトはさ
自分が!自分がー!って気持ちが強くて
絵本も1番前に座りたがるし
隣にいる仲間を押して
ケンカするって事が多かった


でもこの日は押し合いせず
あとから来た仲間にスペースをあけたんだよね

少しあければ座れるよねって気付いたんだよ

今までは「ここはナオトのーどっかいけー」
って態度だったのに……



 
本当に小さい成長だけど
この成長に感動する


相手を思いやる気持ちが育ってる


それはナオトだけじゃなくて
今までケンカになると手が出てた子も
ダメーって言い続けてた子も


いつの間にか落ち着いてきてる


その時は色々悩んで
相談したり相手の親に謝ったり
子どもに言い聞かせたり……



でもさ
ちゃんと伝わってる


子どもは子どもで
いろんな事を考えて成長する


もう赤ちゃんじゃないんだよね



子どもの心の成長って凄いなぁ
あんなに小さい体で
相手を思って謝ったり
泣いてる子には寄り添ったりしてさ




相手を叩いたり
ダメーって取り上げたり
理不尽に相手を泣かせたり……


親としては大きな悩みの一つだし
その都度言い聞かせたり
どうしたらいいんだろう?と思うけど


ちゃーんと子どもたちは分かってる



子どもを信じて待つ保育



待つって、思ってる以上に大変で
ついつい口出してしまう

でも、もう少し子どもたちを信じて
大きい心で接して行けたらなぁと思った日でした



(まきより)